数少なく経験しているミッションの組立を目的のために希望をもって進めております。
しかし、およそ四半世紀前にしたことはまるで頭でも体でもちゃんとノウハウとして残ってないようですが、その前の1970年代末の調布の整備工場で勉強させていただいことは今でも記憶に残っています。
その当時のミッションを組んでいただいた際、組み終わると、「おそらくこのミッションは100kmぐらいで軽くキーンという音が出るかもしれない」と説明がありました。所謂、デフのバッククラッシュに関係する問題です。
果たして、どうでしょうか、結果はその通りとなりました。職人技というか本当に経験を積んだエンジニアは結果が見えるのだと、そして限られた条件 (コスト、時間、材料など) の中でも限界値までが見えるものだと、そのように感じ、今日でもそのお言葉は体に染み付いていおります。
現在、プライマリギヤが新しいベアリングと共に入り、クリアランスの仮調整をしてみました。本組み付けの際には、モノタロウのステンレスのシムの入手を考えてます、今後、セコンダリギヤを入れて行くわけですが、その際、気になるのがコニカルディスタンスのクリアランス調整です。これもモノタロウでドンピシャの内径&外径 (要するに規格品) があることが分かりました。手持ちの日野のシム含めて組合わせれば何とかなりそうです。
数日前は暗雲が立ち込めていたこのプロジェクトも一夜にして光明が差して来ました。妄想と現実の間を行き来してるようです。