2001年に発売されたAlpine des hommes, des voitures - Tome 1 (意味的にはアルピーヌと男たち) 、ルノー・アルピーヌ関係では著名なフランスのJean-jacques MANCEL氏の手により執筆され、2001年に出版されました。
タイトル通りにルノー・アルピーヌに関連した男たち34人が当時の姿とその後がフィーチャーされています。当然のことながら、Jean Rederel (Wiki) 氏はその筆頭であります。
数多くの写真が掲載されています。その中に興味深いのがあります。それは当時の日野ディーゼルから出向 (出張?) されている方の写真も幾つか入っております。プラスティックボデーの車体製造の技術習得と日野スプリント1300GT関連です。
実はこの本を購入後、今から10年数年以上昔ですが、日野自動車の広報を通じて、写真に登場する4名の方について、確認をしたいと打診しました。しかし、その返事は、日野自動車としてこのような人たちは知らないし、そのような事実は知らないと、当サイトオーナーにとっては、にべもない回答の結末となりました。
この書籍に登場する日野ディーゼルの社員と称される人たちと一緒に写っている共に仕事をした "Alpine des hommes” の人たちは健在であり、その当時の記憶もしっかりと語っていただけます。「知らぬ存ぜぬ」とこのようなことを聞いたら何と思うでしょうか?歴史として真実を語っている本書に対して自身の歴史を否定してしまう大企業の論理とは如何なものでしょうか!