その昔、何十年も前に自宅のあったクルマが今、ちゃんとした姿で見たならば、誰もが感激せずにおらないと思います。まさにそのような気分が本日のトヨタ博物館の神宮絵画館でのイベントでありました。
都内、大手町での鈴木 正吾さんのお別れの会を出て、神宮絵画館前に2時半過ぎに何とか到着しました。早速、目的のトヨタ BM トラックを目指しました。
このBM型は当サイトオーナーの小学校に入る前でしょうか、親父の仕事の道具として中古で我が家にやってきました。幼い子供にとってはとても大きく見えてました。おおらかな時代で親父の膝の上にすわりよくハンドルを握っていました。夏には隣近所の子供含めて皆荷台に乗り、谷津海岸まで海水浴などもしました。
時には、6気筒エンジンのオーバーホールを自宅の車庫スペースでエンジニアを雇ってオーバーホールを数日掛かりでやっておりました。子供の目ですがピストンやコンロッドが床の上の新聞紙の上に綺麗に整理されて作業を進めるをじっと眺めておりました。すべて昨日のように脳裏に焼き付いております。
子供心に思い出一杯であり、資料で見ていた時は同じグリーンに見えましたが展示の個体はやや濃いように見えました。我が家のは塗り替えていたので、親父の趣向なのでしょうか、ブリティッシュグリーンに近かった記憶があります。
もろもろ、現場のトヨタの担当員に説明したら、こころよく、室内、エンジンなど全部オープンしていただきました。ありがとうございました。
上の画像をみていると、今でも親父が傍に立っているように見えます。BMの後、我が家の商用車はトヨエースとかダイナですべてトヨタでしたと担当員に方にお話しすると、大変感謝されました。