クリーンアップの続編です。掃除はライトグリルなどは外して少し細部までと、この辺の気合の入れ方が全体の見え方に影響するものです。
そこで気になったのがライトグリルのラバーシールでした。50年ほど使用したラバーはコチコチになってグリルに喰い込んで一部裂け目が出来ています。
そこで温存の日野純正のラバーシールを取り出してみました。初めて気がついたのですが二種類ありました。一つはちゃんとリング状になったもので、途中斜めにカットし接続したものです。材質はちょっと固めで引っ張ってみると接着面はいとも簡単に分離してしまいました。もう一つの方はリング状にしてない一本モノです。ただこちらはグリルに付けると、数センチ足りません (写真参照) 。おそらくは接着面に溶け込む材料を使用してつなぎ、引っ張りながらグリルにはめ込むようにするもので、短いのは正解と考えます。
一本ものの材質のほうが本来のしなやかさがあり好ましく感じるものです。数センチ足らないということは、「水抜き」と勝手に解釈し、接着&接合無しにこれを使うことにしました。もっとも、自車のライトグリルには「水抜き」の穴を本来の小さな穴一つからかなり大きめの三つにしております (写真をよく見ると判る) 。何十年も前から自分が乗ったコンテッサはそうしております。