金沢クラシックカーミーティングの翌日、旅の3日目は兼ねてから依頼してあった事項で日本自動車博物館によらしていただきました。その後がこの私的耐久の旅のハプニング&ハイライトとなりました。
前日の金沢クラシックカーミーティングで皆さんと話が夢中になっている間、まったく無口な方がおりました。たぶん2時間くらいして皆さんが去りお一人になったころにその方は日本自動車博物館の近所にお住まいで、コンテッサクーペをお持ちと判明しました。では、見たいなと、それでは翌日午後、博物館の用事が済んだら5分くらいの那谷寺の駐車場でということになりました。
この日、午後一番で那谷寺にと思ったのですが、もろもろで午後4時となってしまいました。博物館からすぐの那谷寺でお会いしました。が、コンテッサは見えない、まずはその地域の皆さんの自慢で名勝地でもある那谷寺の見学をと、管理事務所の方に丁寧に案内をいただきました。5時を過ぎ、山門の扉も閉められて外の駐車場に目をやるとオリジナルのミステックブルーのコンテッサクーペが駐車しておりました。
ボデーやメッキに若干のサビはあるものの、クルマ全体は日野の工場を出たままのプレスラインで、所謂、鈑金屋の手も入ってないすばらいい個体でした。プリザベーション状態で自分が最も好むものの一つでありました。
その後、ご自宅に案内いただき、不動車であるものの他のコレクションを拝見しました。
結果的に、当サイトオーナーは小松に宿を再び予約し、初対面のコンテッサオーナーと共に温泉につかり、腹ごしらえをしながら夜半までコンテッサ談義、氏自らエンジンOH含め手をかけている整備談義と、1947年生まれ同士、話がつきることなくつづきました。