Automobile Council 2016 (オートモビル カウンシル) 、このイベントは名前だけ聞いてましたが、縁あってプレス&プレミア・ディに短い時間ですが見学することができました。
この日は日野コンテッサの名付け&生みの親であり内田一郎さんのご子息であるイタリア在中の内田盾男さんのトークショーもあったようですが残念ながらその時間には間に合いませんでした。
このイベント自体はプレス向けに資料にあるように “日本の自動車産業をけん引した名車が集結!” と日本国内外のメーカーとヘリテージカー専門店からなる展示&販売の場のようです。規模自体は宣伝に比べて大きなものでなくこじんまりとしたもので、大メーカーから個人商店に近いものの玉石混合のようなものでした。
クルマ個体の販売はすごい、なんといっても価格が、下はスバル360の2百万越えから上はトヨタ2000GTの一億円と、庶民にはまったく手の届かない、こんなクルマは今から誰が買うのかと、米国並みに小金持ちの投資ありきのような世界でした。しかし、やはり売手の商売、外観は自分のパテ使わず&最終磨きなしのクルマに比べて当たり前ですが何十倍もきれいに見えます。とにもかくにも見てくれ200%、中身はちょっと違うようでおそらく50%、それは売って走ってから。。。と個人的には感じました。
それら展示車でこの日、もっとも気に入ったのは、写真のライトブルーのFiat Abart 750 Zagartでした。もう一台のレッドとは異なって、この個体は教則本どおりサブラジエータがあったのでちゃんとチューニングされていると推測しました。価格は2千万越え、でも調べたらこれはコンプリートコンディション (コンクールコンディション以上と理解)で国際的にその価格のようです。見るだけのクルマでしかありません。1/43の同色のクルマは持っておりますが。。。しかし、見ることができただけ幸せかもしれません。