オールドタイマーの最新号 (No.151) 、興味深いものが二点、一つは2T-Gの100E/151E、50年前のトヨタ&日野の業務提携後、直後に接収されたと言う日野のレーシングエンジンのディスビューやピストン形状に脈略を感じました。二つ目、こちらが本題ですが、秋田県のGさんのモスグリーンメタリンク (EM176A) の好ましい姿勢のクーペがオーナーの二輪コレクションとともに誌面をかざっておりました。
最近、都市圏での多くのコンテッサクーペが結構、バランスを欠いた車高 (姿勢) になっており、当サイトオーナーとしてはミケロッティさんの流れるようなルーフ含めてのデザインを大いに損なっているように常日頃、感じております。気品ある伯爵夫人も残念ながら体型をくずしたミスマッチ化粧のタダのオバさんのようです。
この秋田県のモスグリーンメタリンクのコンテッサクーペのように本来の美しさを維持するコンテッサクーペを都会ではなかなか見かけなくなりました。しかし地方には純粋無垢なコンテッサクーペがまだまだ多く活躍してるようです。先般の石川県小松市で拝見した個体もその一例です。(参考:上の写真は、1971年撮影の当サイトオーナーのモスグリーンメタリンクのコンテッサクーペ。フロントウインドウのカーブドグラスのラインからルーフの下さがりのライン、そしてリアのカードグラス、そしてロングテールへと連続した流れが美しさを出していると思う。)