今朝、メールを開けると、”Action Speak Louder than Words” と”行動をすることは言葉より勝る”とでも理解したらよいのだろうか、ユナイテッドエアライン 最高経営者 (CEO) のメッセージがありました。
先のオーバーブッキングで乗客を引きずり出してしまった問題への今後の取るべきことを述べています。一つはオーバーブッキングを減らすこと、それが発生した際は、最大10,000ドルを自主的なボランティアに支払うとあります。
今回の一連のアクションを見てますと、ある意味で米国の本音、膿が出たと思います。表向きはスマイルでもその裏はとんでもないルールや命令・鉄則みたいなものを時折見受けます。テレビで報道された時、即座にそれを感じました。
この問題の発端は、すでに搭乗が終わったにもかかわらず、自社の社員を乗せるという後から来て割込みをするようなもので、その際にランダムに選ばれた乗客を摘み出したのです。自社の運航のためにパイロットを搬送するのは解りますが、席に座っている乗客に犯罪者の如く手をつけたにはまさに前代未聞です。
米国内のトラベルではオーバーブッキングは日常茶飯事です。当サイトオーバーも何度もボランティアの打診がありました。しかし、それは何時もジェントルに対応され、両者に利益のある対処でした。
近い将来、何時か、自分もと思わせる自社都合による恐るべきオーバーブッキングの対処方法でした。このCEOのメッセージで改善されるでしょうか?