クルマの電源電圧、12V、大分前から48V化への移行が焦点になっていました。今朝の朝刊を見ると一面広告でメルセデス S450の発売の発表がありました。欧州では2〜3年前に市場投入ではないかと理解してます。
48V化によって、何十年も続いていた6/12Vバッテリー&電源で頭打ちになっていた諸々の機能が現実として一挙に実用に向かうというのが何年も前から進んでいました。
今回、日本市場投入にS450をみればそれら機能あるいはテクノロジーのオンパレードです。電動スーパーチャージャー、発電機/スターター/補助パワー一体のモーター (ISG - Integrated Starter Generator) などエネルギーの最大効率を求める諸々のテクノロジーが満載です。もちろん、それらはそれらをコントールするソフトウエアによる制御技術があっての話です。
しかし、価格は庶民にはまだ程遠いもので、いつの日か、日本のOEMの努力で我々にも手に届きそうな時代はそう遠くなくってきたのかと感じております。
自動車の未来は単なるハイブリッド関係では閉塞感を感じるものですが、48V化で明るそうです。