デジタルと図書館、なにやら誠に固い話題です。在日フランス大使館と国立国会図書館のコラボレーション:書籍とデジタルというフォーラムに参加しました。目的は図書館が如何にデジタル環境に対して生き残るか、あるいは変化して行くかを、フランスと日本の当事者のディスカッションを通してスタディすることです。
学んだことの一つは、フランスの国立図書館フランスの法制度によえい1538年にすべての著作別を収めることが確立されたこと、日本の国会図書館はおよそ400年遅れて第二次大戦後であること、図書館の目的については、フランスは、第一に “将来のために記憶を残す” ことであり、貸し出しは第二、それに対して日本側は明確な説明は記憶のありません。そんな中でデジタルの優位性、アナログの優位性、あるいはハイブリッドと多くの議論がなされました。
図書館にとってデジタルの中身は大きな課題、あるいは出版にとっても同様であり、14世紀あたりのグーテンベルグの印刷機の発明による秋版は大きく変化した以上にこの分野は激動の中にいるようで進化・進展が楽しみです。