昨年の2016年12月に開始した私的プロジェクトです。“2017年シーズン仕様” と目標を立て、ミッションを富士用から鈴鹿用に変更、ステアリングギアボックスにセンタリング機構を入れる、そしてブレーキパッドの変更を重点におきました。途中、紆余曲折もありましたが、この日、ここ1ヶ月、馬台 (リジッドラック) に載っていた我がコンテツも大地に足を戻しました。
この際ですから、ボデー下回りを久しぶりに清掃、ごみ取り、ワックス掛け、そして防錆とおよそ4時間あまりを要しました。
ステアリングとミッションの具合を確かめるためにガレージ内で例によって前後1メーター程度を試走 (!?) 、そして自宅の周辺で数キロ走りました。
ミッションは全体がほぼ新品になり、ベアリングも新しいこともあり、確かに以前のようなノイズは感じることはなくまさに劇的な変化であり、シンクロも新しいので入りも実に確かな手応えを感じることができました。目的の2/3速のローギアド化ですが、まあまあそれなりと実力の確認は今後となります。
完全OHを施したステアリングギアボックスは本来の味付けへと戻したことになります。カートのような以前の機構が良いかセンタリング機構が入ったこの方が良いか、運転の仕方もまったく異なります。これでどうなるかはミッション同様、走って味わい、楽しみたいと、そのための一歩をまず踏み出すことができました。