以下は経験上のポイントです。
【馬台:リジッドラックの場合】
- リアは車軸。フロントはロアアームの支点に。
- 長時間はこのポイントを推奨する。理由はボデーに歪みが発生しないため。
【リフトの場合】
- リアはラジアスアームの支点付近のフレームがある場所に。フロントはホイールアーチの後端とその近辺のフレームがある場所に。
- このポイントは短時間の整備に。長時間は奨めない。理由はボデーに歪みが発生するため。
【付属のパンタグラフ・ジャッキの場合】
- 日野コンテッサ1300のオーナーズ・マニュアルには以下のようなパンタグラフ・ジャッキの使い方が載っている (前と後ろ側の二カ所) 。パンタグラフ・ジャッキをこの位置に絶対にかけてはならない。かけたその部分に損傷 (へこみ) が発生してしまう。その部分にキズがついてしまう。くれぐれも注意!
- もし、緊急での路上でのタイア交換の場合、パンタグラフ・ジャッキを使う場合は、上記のリフトと同様な位置のフレームはある「フラット」な部分にかけるのを奨める。経験上、問題がない。
- 日野自動車はこのことを理解して、オーナーズ・マニュアルを制作したのか大いなる疑問がある点である。工業製品として、1960年代半ばは如何に未熟であったかと感ずる日野コンテッサ1300の一面と考えている。
- 因に日野コンテッサ1300と同時代の先輩格のルノー R8 GORDINI で以下のようにワンポントでのジャェッキのための構造を設けたようなものがある (参照文献:auto flash a teste pour vous la R8 GORDINI) 。
(SE, Original 2014.8.20)
(Modified 2014.8.24)
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