ミッション関係 - 実践編:その4 - 簡易オーバーホール


 以下の画像のように、90年代の半ば、神奈川県三浦市の元コンテッサ1300オーナーからのオファーで購入しておいたミッション。仕事が終え、氏のご自宅に8時過ぎに到着、コンテッサへの想いとかこのミッションの経緯についてお話をお聞きした。知り合いがレース目的の購入した個体からレース用ミッションに交換する際に譲り受けたとのことで、事実上の新車下ろしと理解した。価格交渉成立で無事、日産アベニールの荷室に収めて帰路についたのは昨日のように記憶している。

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 このミッションをマジに使うことを決断したのは昨年 (2017年) の暮である。その理由は、現車のミッションが富士用に変え、若干加速性を向上させた鈴鹿用をOH (こちらを参照) を使用していたが、サーキット走行ならよいだろうが、立ち上がり重視のジムカーナ走行には戦闘能力に欠けると判断したためである。そこで白刃の矢がたったのがガレージのかたわらに長年眠っていたこの新車下ろしと言われる個体である。

 そう思ったら、早速、中身をチックしてみた。日野自動車から出荷されて以来50数年ぶりにオイルパンを開く際には何か神聖な面持ちになった。中身は今まで見たどのミッションよりもフレッシュなような気がした。ギア一つ当たりがついてない、シンクロはまったくバージンな状態であった。このミッションを使ってみようと駆り立てられた。ただ一つ、残念なのはトップギアはセダンようであり、クーペようではなかったことである。しかし、マア良いかとすぐに楽観的になった。

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(SE, Original 201.5.6)

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